熊脂



熊脂

熊脂には、あまり抵抗がありません。

まず熊の胆などはアイヌに昔から伝わる生薬ですし、熊脂はマタギの間でも乾燥や火傷から守ってくれるものとして珍重されていたようですよ。

北海道でもエゾヒグマが冬眠する前に皮下に油を溜め込みますが、その油をじっくり煮出して使っていたようです。

いまでも売られていますね。

私も頂いたことがあったのですが、わりとベタベタしませんし、浸透もいいのですぐにさらっとした肌触りになりました。

熊は冬眠前には体脂肪率30%から40%になるのだそうです。

にもかかわらず脂肪肝や高脂血症にならない。

というか30%なら私じゃん!と思ったのは、家族には言わないことにして、とにかく熊は30%から40%なわけです。

なぜ脂肪肝や高脂血症にならないのかというと、どうも冬眠前は糖の取込み方の速度が変わるらしい。

インスリン上昇度ってやつですかね。

これがすごいんですよ。

糖代謝や脂肪分解などには肝臓は密接ですものね。

熊の胆が薬用で使われていたのは、なんとなぁ?く納得できそうな話。

しかも熊の脂肪分が良さそうなのも、なんとなぁ?く理解できる気がします。

韓国コスメに熊脂

1年ほど前から韓国コスメのラインナップに登場した熊脂。

韓国でも日本と同じく熊脂は火傷や傷、肌トラブルなどに優しく働くとされていました。

美肌にも有効だと言われていました。

ですから「熊?」ときいてびっくりするものでもないんですよ。

私が育った地方では熊がいませんので、熊の油の代わりに馬の油。

動物の油にはあまり抵抗感がありません。

馬の油はアレルギーが出にくく人の肌との相性もいいので、アトピーや敏感肌でも安心して使えると言われていました。

熊の油もそのようなものではないかと考えたんです。

北海道に友人から熊の油を貰ったときにも、まったく気にならなかったので、すぐに使うことができました。

生物系コスメといっても、そんなにゲテモノ感はありません。

というか、熊自体、案外食べるじゃないですか。

鮭の脂と言われるよりも、臭くなさそうな気がするのですが、鮭の脂も臭いわけではありません。

そういえばマタギの人の肌って、寒さに耐えなければならないし、大きな怪我だってあったでしょうね。