生き物系・毒系コスメ



生き物系・毒系コスメ

かたつむりに始まって、ナマコに蛇毒、ハチ毒、そして熊脂

韓国コスメは「生物系」と「毒系」のオンパレードですね。

どんだけ生き物系が好きなんですかね!

とはいえ、日本も生き物系はありますよ。

馬油もそうですし、熊の胆もそうですよね。「熊の手の缶詰」。。。あれは食べ物ですね。

昔、天然痘の血清を作るのに、豚由来で作ったそうです。

それに対して偏見を持ってた貴族階級のような人々は、断固拒否。

偏見がごく少ない一般庶民は、進んで血清発見者の実験台になったようです。

その結果天然痘で悩まされることがない世の中になって行きました。

プラセンタもそうですね。

もともとはヒト胎盤から摂っている、血液製剤です。

パンチ力はヒト胎盤がありますから、いまでも医療の場ではヒト胎盤が使われていると思いますが、美容にはブタ由来や馬由来が使われています。

安価ということもありますし、安全性も高いんですよね。

そう考えると、生き物から恵みをもらうというのは、決して奇異なことではありません。

毒に関しても、考え方ひとつでしょうね。

毒系コスメ

いまの「毒系」は、ポツリヌス菌の毒性を利用したボトックスもそうですが、「麻痺させる」「弛緩させる」という特性が利用されていますね。

働き方は違いますが、安全性が高いと言われるアロマテラピーも、代替医療の現場では毒性を持つものが扱われていたりするものです。

漢方も「生薬だから」と言われつつ、毒性が高いものは多いんですよ。

動物や植物が自分の身を守るために持っている機能が「毒」ですから、表裏一体は当たり前なのです。

「使い方を間違えないようにね」という事なのでしょう。

そうそう、ムカデって戦いの神様・毘沙門天の眷属なんですって。

「足並みが揃う」「後退しない」と言うこともあるのですが、ムカデの毒は敵には毒ですが身内には薬になるわけですね。

戦いには必要不可欠な眷属だったのでしょう。

生薬から薬を作り出すことに長けていた中国や韓国でしたから、毒の扱いにも抵抗感がないものです。

日本人の意識の中には「動物から?」「毒から?」と、ちょっと抵抗感を覚えるものでも、すぐに取り入れてみるという柔軟さがあるんですよね。

コスメの世界にもそれが生かされています。